ウイルス除去率99%チャーミスト

2020年01月25日

サブリナ SABRINA

先ほど放送の『王様のブランチ』で、「人気作家のイチ押し漫画」を紹介する特集がありました。

登場した “人気作家” は

 ・辻村深月
 ・中山七里
 ・村田沙耶香
 ・古市憲寿

の4名。

その中で、私が特に気になったのが、芥川賞作家・村田沙耶香おすすめの「サブリナ SABRINA」という漫画です。


 

 こちら >> サブリナ


作者はアメリカの “グラフィック小説家” ニック・ドルナソ(Nick Drnaso)。

※「サブリナ」は、漫画というよりは “グラフィックノベル” というカテゴリーに分類されるのだそうです。


 
 英語版 >> Sabrina


タイトルの「サブリナ」は、物語のはじめに登場する女性の名前です。

サブリナは、妹サンドラが訪ねてきた翌朝に、猫に餌をやり、リュックを背負って家(実家)を出ると、そのまま失踪してしまいます。


 SABRINA_01.png


そして、失踪から暫く経ったある日、新聞社に1本のビデオテープが送られてくるのです。


テープに収められていたのは、“若い女性が殺害される動画” 。

この若い女性はどうやらサブリナであり、犯人と思われる人物はティミー・ヤンシーという青年とのこと。

そして、ティミー・ヤンシーは、サブリナを殺したあとに自殺していました。


このニュースの後、ネットやSNS上では、犯人 ティミー・ヤンシーに関する様々な情報が流れ始めます。


 SABRINA_02.png


そして、これらの情報は、ティミーのことに限らず

 ・被害者 サブリナ自身 のこと
 ・サブリナの妹 サンドラ のこと
 ・サブリナの恋人 テディ のこと
 ・テディの旧友 カルヴィン のこと

と広がり、事件とは関係のないところにまで及んでいくのです。


というのが、このグラフィックノベルのあらすじ(導入部分)です。

※ 作品のあらすじと解説をもっと知りたい人は、下記サイトをご参照ください
  >> 君、バズりたまふことなかれ──沈黙を取り戻すグラフィック・ノベル『サブリナ』(矢倉喬士)|現代アメリカ文学 ポップコーン大盛 第22回|note


そして、以上の(作品)情報は、私が “ネットなどで” 検索して得たものです。


つまり、私はまだこの作品をまだ読んでいません。


村田沙耶香の話を聞いて、作品のことが知りたくなり、ネットで調べて、ますます読んでみたくなったという “までの” 話です。

同じように(?)、「サブリナ」では、“サブリナ殺害事件” そのものについては何の進展も見られないのだそうです。

事件をきっかけとした、様々な “事実” が作られ、人々はそれらの拡散された “事実” のほうへと新たな関心を向けます。


そして、そのことが、事件関係者、さらには事件とは関係のない人々を苦しめることになるのですが、これは、この漫画だけの話ではなく、現在、日常的に起きていることです。


ネットに出た瞬間にあらゆることが “事実” になります。

事実でないことが判明した後も、その “事実” は消えません。


グラフィックノベル「サブリナ」では、この後、話はどのように進行し、どのような形で締め括られるのか。


気になるところです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

サブリナ [ ニック・ドルナソ ]
価格:3960円(税込、送料無料) (2020/1/25時点)


posted by おは子 at 16:13| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする