豊洲市場ドットコム

2019年06月16日

一木けい 愛を知らない

『王様のブランチ』の BOOKコーナーで紹介されていた小説、
一木けいの「愛を知らない」


 

 こちら >> 愛を知らない


とても読んでみたくなり、Amazon で注文してしまいました。


舞台は高校、2年C組

合唱コンクール


ソロパートを歌う女子が決まらない中、一人の男子が、千葉橙子(ちばとうこ)という一人の女子を推薦します。


そして、静まり返る教室。


何故なら、橙子は、すぐに人や物に当たる “近寄り難い存在” であったからです。



この小説のテーマは「支配」とのことです。


合唱コンクールの練習で、“はじめて” 橙子と向き合うことになったクラスメートは、橙子が抱えている “闇” を知ります。

その “闇” とは、橙子が幼い頃から受けてきた「支配」。

「支配」の中で育ち、孤独を感じないための手段として、橙子は支離滅裂な行動をとっていました。


『王様のブランチ』のインタビューで、一木けいは「 “支配” とは、不安にかられた人が、妄想に “支配” され、相手を “支配” する」ものだと言います。


小説の中には

 「追い詰める人は、追い詰められている」

という表現があるそうです。


そういった “支配” をする人にも苦しみはあり、そして、人を苦しみからすくうのは「尊重」なのだと言います。

一木けい自身にも、高校生の頃に言われたことで “宝物” にしている “何気ない褒め言葉” のようなものがあるのだそうです。


小説では、クラスメートは “橙子の存在” を合唱の練習を通して、受け入れはじめていきます。

 千葉さんの歌には力がある。
 誰かを絶望の底から引きずり上げる、
 光のあるところへすくい出す、
 強い力があるんだ。


いったいどのような “歌声” なのか、これは読んでみないわけにはいきません。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

愛を知らない
[ 一木 けい ]

価格:1620円(税込、送料無料) (2019/6/15時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

1ミリの後悔もない、はずがない
[ 一木 けい ]

価格:1512円(税込、送料無料) (2019/6/15時点)


posted by おは子 at 07:48| 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする