
こちら >> ルイガノ(LOUIS GARNEAU) ASCENT deluxe(アセントデラックス)
別売りのチャイルドシートを前後に取り付けることにより、“3人乗り” となり、そのための「安全性」と「操作性」に重点を置いて開発されているとのこと。
具体的には
@ 頑丈な高剛性フレーム
A 乗り降りし易い低床フレーム
B 優れた制動力の前後ブレーキ
C 自動点灯式のライト
などの特徴を持ち、さらに子供を乗せる自転車には不可欠である「ハンドルロック」の操作方法は “手元式” となっています。
ハンドルロックは、自転車のカゴに入れた荷物、あるいは、前に乗せた子供の重みなどで、ハンドルが傾いて自転車が転倒することを防ぐものですが、“手元でかけるタイプ” と “スタンドを立てると自動でかかるタイプ” の2種類があります。
どちらを選ぶかはそれぞれの好みですが、私は、個人的には “手元式” のほうが良いのではないかと思っています。
スタンド式の場合、スタンドを立てるまでが不安なのと、手元式の場合、長い信号待ちのときなどにも手元で操作できるからです。
ただし、逆に不安なのは、信号待ちでハンドルロックをかけた後、信号が青となり、そのまま “ロックを解除せずに” 走り出してしまうことがあることです。
その場合でも、通常は強くハンドルを切るとロックが強制的に解除されるように設計されているのですが、ルイガノはどのようになっているのか気になるところです。

ちなみに、この “3人乗り自転車” ですが、法律(道路交通法)上では、「幼児2人同乗基準適合車」といい、一般社団法人自転車協会の安全基準証「BAA(BICYCLE ASSOCIATION(JAPAN)APPROVED)マーク」が貼付されている必要があります。

こちら >> 自転車の新しい安全基準 BAA
ですから、別売りのチャイルドシートだけを購入して、今乗っている(幼児2人同乗基準非適合の)電動アシスト自転車に取り付けて乗ることはできません。
はじめから “3人乗り自転車” として販売されているものを選ぶ必要があるのです。
そして、乗せる幼児についても「(一人座りができる)6歳未満であること」という条件がありますし、さらに「運転者は16歳以上」という条件もあります。
しっかりしたメーカーの自転車を選ぶことも大切ですが、事前にルールを確認しておくことも必要ですね。


