豊洲市場ドットコム

2018年08月27日

ノックしない2色ボールペン Twinkle star

昨日放送の『所さん お届けモノです!』で紹介されていました。


Vスパーク社の「Twinkle star」という2色ボールペンです。


 TwinkleStar.png

 こちら >> Vスパーク 2色ボールペン Twinkle star 黒 0.5mm 赤 0.7mm


ちょっと見た感じは、ただの(ノック式の)2色ボールペンのようにも見えます。

しかし、よく見るとノックする部分はなく、赤インクと黒インクのペン先が2つ並ぶように、はじめからむき出しになっています。

TwinkleStar_03.png


なんと、“世界初” の “ノックしない2色ボールペン” なのです。


2色のインクをどのように使い分けるのかと言うと、ペン先をくるっと回転させるだけです。

TwinkleStar_02.png


しかし、ペン先が回転するわけではなく、手の内で “ボールペンそのものを” 自分で回転させるのです。


「そんな、バカな」とはじめは思いました。

  ・面倒くさそう
  ・書きにくそう
  ・ペン先(インクの色)を間違えたら大変

と思ったのです。


しかし、一日経ってみて、すごく画期的なアイデアのように思えてきました。


私は、物流倉庫の検品工程で働いていたことがあり、現在は、スーパーマーケットの商品作り(ラップなど)工程でパート勤務をしています。

そして、それらの現場で求められることは、まず第一に、“スピード” なのです。


そのように考えると、赤と黒のインクを切り替えるときに「ペンを持ち替える」あるいは「ペンをノックする」という行為は、何千回と繰り返す中では、たいへんな時間ロスになります。

その点につき「手の中でペンを回転させる(だけ)」というこのアイデアは、かなり画期的です。


何にも増して、「この形の商品化をしよう」と思ったその発想が “画期的” なのです。


番組のインタビュー(よゐこ濱口)に対して、Vスパークの川崎正幸社長は 「開発に25年かかった」 と言っていました。

25年はかかり過ぎのような気もしますが、書き心地を追求した結果、万年筆のような水性の “生インク” を使用することにしたとのことのだそうです。

そして、この生インクを “混ざらないように別々のペン先に流す” 技術というものが今までなかったのです。


その技術(構造)を開発するにかかった期間が25年。

その結果、日本とアメリカ、中国で特許を取得することにも成功しました。


テストの採点など、このペンが活用される現場は限られてくるでしょうが、「特許取得済み」ということで、暫くの間、この市場を独占できるのであれば、25年頑張った甲斐があったというものでしょう。


posted by おは子 at 19:30| 文具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする