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2017年06月22日

ミトコンドリア 不妊治療

本日の毎日新聞に「ミトコンドリアによる不妊治療」の記事が載っていました。

【ミトコンドリア卵子移植で出産】
 母親本人の卵巣から採取したミトコンドリアを卵子に自家移植する新たな手法で、女性4人から5人の健康な子どもが生まれたと、大阪市の不妊治療施設が21日発表した。(中略)
 この手法は患者の卵巣から、細胞の中でエネルギーを作るミトコンドリアを採取し、体外受精の際に卵子に精子と共に注入するもの。米国企業を中心に開発された手法で、一部では「卵子若返り」とも呼ばれる。
国内での出産報告は初めて。(「毎日新聞」より抜粋引用)


ミトコンドリアというのは、生物の細胞の構造物のひとつで、生物の教科書などでは “カプセルのような形” で描かれることが多いものです。


ミトコンドリア.png
  (画像:「ジャパンベストヘルス」)


このミトコンドリアは、ひとつの細胞に何万という数が含まれており、細胞の中にあって “呼吸をし、エネルギーを生産している” ところに特徴があります。


さらに、ミトコンドリアDNAという独自のDNAを持っていて、自分自身を複製し増え続けるのですが、受け継がれる(遺伝する)のは、“卵子(母親)のミトコンドリアDNAのみ” ということまでが知られています。


そして、このミトコンドリアが “不妊治療” に役立つのだと、近年ずっと言われ続けてきました。


不妊治療サプリとして、ミトコンドリア・サプリメント「ミトコリン」を発売する『ジャパンベストヘルス』のサイトでは、この点について次のように説明しています。


ミトコンドリアは多くのエネルギーを作り出す役割があり、生命維持活動には欠かせない存在になります。そのミトコンドリアが減少してしまうと、身体に必要なエネルギーが不足してしまい機能障害を引き起こすことに・・・。特に卵子には、5万〜40万個のミトコンドリアが存在します。そのミトコンドリアは、加齢によって年々減少していき同時に活力も低下していきます。

 これがいわゆる「卵子の老化」と言われるものです。

ミトコンドリアの現象で卵子が老化してしまうと「受精しにくい」「着床しにくい」「細胞分裂しにくい」状態になってしまい妊娠の確率がぐっと下がってしまうのです。


 こちら >> ミトコンドリア増殖・活性サプリメント ミトコリン



毎日新聞の記事では、この「卵子の老化」に対し、“ミトコンドリア不妊治療” がもたらすのは「卵子若返り」の効果であるとしています。

しかし同時に、“ミトコンドリアの移植と妊娠・出産との因果関係などの詳細については、「説明できない」としており、専門家からは、効果や安全性への疑問の声が上がっている” ともあります。


ただ、“病院と共同で21人の女性にこの手法を実施。うち6人が妊娠し、4人が今年出産した(うち1人は双子)” という事実があるのみです。


この “ミトコンドリア不妊治療” については、日本産科婦人科学会が、2015年に “臨床研究として” 実施を容認しています。


その一方で、不妊で悩んでいる人は実に大勢いらっしゃいます。


専門家の方が効果と安全性について「疑問の声」を上げるのも、立場上、仕方のないことだと思います。

しかし、もしも本当に効果があるのだとしたら、できるだけ早く実証してみせるのも専門家としての使命なのではないでしょうか。


今は、このミトコンドリア不妊治療を行っているという「HORAグランフロント大阪クリニック」の今後の動向を見守るばかりです。





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posted by おは子 at 11:31| ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする